バイオリン

バイオリン独学は無理じゃない!大人は特に独学から。

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バイオリンを独学で始める事は可能で、大人の初心者には独学スタートが特におすすめです。楽譜を読めなくても弾けますし、楽譜の読み方を覚える必要もありません。それでも大切な所を間違えると、ダメになってしまいます。そんなバイオリンの始め方と気を付けたい所を紹介します。

大人の方はついでにこれもやってみると良いかも知れません。
バイオリン教室に通うべきか診断(初心者用)

 

バイオリンが独学できないのは平成前半まで

バイオリン2台

昔は始めようにも情報がありませんでしたが、今ではネット上に動画や画像など色々と情報がありますので、この文章を読まれている貴方が独学できない理由はありません、実際10年前に独学で始めた私が断言します。
そうは言っても初めての事ですから不安はつきものです、まずはその疑問に簡単にお答えします。

 

バイオリンを始める人の疑問と回答

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  1. 『自宅に練習する場所がありません』
    自宅でも練習できる静かなバイオリンがあるので大丈夫です。

  2. 『ちゃんと使えるバイオリンなんて高いんでしょ?
    入門セットで2万円以上のものなら大丈夫です。

  3. 『バイオリンをやるのは出費が多そう』
    独学なら道具を買った後は全然掛かりません、弾くだけですから。

  4. 『バイオリンを弾きたいけど楽譜を読めません』
    プロになる以外なら読める必要がないので大丈夫です。

  5. 『弾き方が解りません』
    ネット上ではYouTube等色々な所で説明されているので大丈夫です。

  6. 『バイオリンをどこで売っているのか解りません』
    今はインターネットで買えますし、楽器店も調べれます。

  7. 『何を揃えたらいいのか解りません』
    ここでも紹介しますし、初心者セットなら基本は全部揃います。

  8. 『教室には行くべき?どう選べばいい?』
    行きたくなったら行く所です。選び方はページ下をご覧ください。

  9. 『楽譜はどこで見つけるの?』
    楽器店でも売っていますし、ネットでも買えますよ。

  10. 『大人からでも上手くなる?』
    どこまで上手くなりたいのかの目標と練習時間によります。

1.バイオリンは自宅で問題なく独学できる

昔では考えれない事ですが、エレキバイオリンが登場してからは練習環境が激変しました。初耳の人はエレキギターのバイオリン版と思って下さい、箱状の部分が無くて音が増幅しないので、ミュート(消音器)と合わせれば集合住宅の夜間でも遠慮なく練習ができます。なので家に防音室があるとか、広い家に一人暮らしという特殊な場合を除いて

初心者には エレキバイオリン が必須

です。なぜなら途中で挫折する一番の理由は練習ができない事だからです。実際、私は通常のバイオリンを買ったので車で山奥まで行って練習していましたが、冬になると練習できなくて結局エレキバイオリンを買い足しました。

始めたばかりの初心者が上達するのに必要なのは、良い先生・良い楽器・良い教材のどれでもなく、『 気軽に弾ける環境 』が最重要だからです。

エレキではない普通のバイオリンは、ある程度弾けるようになって楽器店で試し弾きしながら自分の好みに合うものを選んだ方が良いです。弾けもしないのなら自分で選びようもありませんから。
もし最初から音楽教室に通うとか、屋外メインで弾きたい方は通常のアコースティックバイオリンでも良いかも知れません。貴方のスタイルに合わせて選んでみて下さい。

 

2.バイオリンは独学だと意外に安い

大手楽器店が出している2万円以上の入門セットなら問題ないです。少し値は張りますが私が10年前に5万円で買った入門セットは今も不満なく使えていますし、練習に使っているエレキバイオリンEVN-27の初心者セットは2万5千円でした。

高いと気楽に扱えない

という点で、逆にあまり高いものを私はお勧めしません。とはいえ初心者だとどのメーカーのどんなものを買えばいいのか解りませんよね。だってネットでは訳の解らないメーカーの変なものだってありますから。
バイオリン選びが心配な方は次の物を買うと間違いないです。

 

エレキバイオリン (セット2~3万円程度)

自宅練習ではエレキバイオリンに『金属ミュート』という消音効果の高いものを取り付けて『 弦だけの素直な音 』で静かに練習するので、音質面(アンプ機能等)はどうでもいいです。安過ぎると破損リスクが高いので、2万円以上であれば好きなデザインのものを選ぶと良いでしょう。
音質にこだわる人はYAMAHA製を選ぶと間違いなしです。

 

Carlo giordano VS-2

カルロジョルダーノと読みます。これは安心しておすすめできます、なぜなら私が既に10年使って不満が無いから。音も高価なものと比べて容易に聞き分けれるような差は無いですし、ペグが緩んでくるという事もなく、チャチだなと思う点はどこにもありません。
下のギャラリーは私のバイオリンですが、弦交換とアジャスター追加をしています。

  

 

Nicolo Santi NSN60S

ニコロサンティと読みます。私が買った頃にはありませんでしたが、今バイオリンを初めて買うなら私はこれを買います。物は量産品ですが、茂木顕という有名な人が監修して出している物で、まず間違いないです。
私が最初に買ったVS-2も量産品ですが、有名なバイオリン製作職人の店で買いました、なぜなら良い職人は自分の名前に傷が付かないよう、良い物以外を仕入れ時点で除外するからです。
葉加瀬太郎さんが店頭で弾き比べて、値が高いEASTMANではなく安いNicolo Santi NSN60Sを「こっちの方がいいじゃん」と言うのも納得です。
ただ、Nicolo Santiでも誰の監修でもないものは別だと考えた方が良いです。


3.バイオリンは独学だと出費が超少ない趣味

一般的なイメージと違って、バイオリンは出費が少ないです。
最初に楽器を買う時はお金が要りますが、後は殆ど掛かりません。

弓の毛替え : 6000円程度
弦交換4本 : 8000円程度

どれも毎年交換する必要はありませんし、毎年交換しても1年間で1万4000円です。1ヶ月1200円以下の趣味なんて、そんなにありませんよ。もちろん音楽教室に通うと高いですが、音楽教室は通いたければ通うだけで必須ではありません。

 

4.独学は楽譜が読めなくてOK

バイオリンはギターやピアノと違って基本的に単音ですので、中級以上で使う同時に2つ以上の音を出す『 重音 』以外は耳で聞き取れた音を再現するだけです。なので楽譜読みは必須ではありません。
初心者で一番大切なのは、バイオリンを弾く楽しさを感じる事です。好きな曲や弾きたい曲を1音ずつ音を出して確かめながら、左手がどこを押さえればどんな音が出るかを感覚的に掴むのが一番です。

5.バイオリンの弾き方はネットで解ります

このページを見られた貴方ならもう既にご存知だと思いますが、YouTubeの動画でも詳しく解説されていますし、色々なサイトでも詳しく解説されています。そんな一例を紹介します。

TheMioQさんの動画
解り易く解説されていて番号も振られているので、何番まで見かメモしておけば続きから再開できます。私が始めた頃はこんな良い動画ありませんでした。

6.バイオリンを買える所

どこで買ったらいいか解らないという方は、この順で買うと良いです。

1、時々行ける範囲内の修理可能な楽器店

買った後に弓の毛替えや弦交換をお願いできるお店を探しましょう、ネットで買っても結局はそこに依頼しなければいけません。

2、修理受付のある実店舗が出すネットショップ

どうしても近所に無い場合はネットショップで買いましょう。しっかりした実店舗が近くにあって修理もできるショップだと何かあった時に安心です。例として全国展開してるショップを2つ挙げておきます。

島村楽器オンラインストア
大手楽器店で、おすすめの NSN60S も扱っています。

クロサワ楽器店オンラインショッピング
大手楽器店で、中古も扱っています。

 

7.バイオリン入門で揃えたいもの

入門セットは基本的な5つが揃っています。

  • バイオリン本体
  • 松脂
  • 肩当て
  • バイオリンケース

基本セット以外に揃えたいもの

・チューナー

弦の張りが正しいかチェックできるようになります。左手指が同じ場所を押さえた時にいつも同じ音が出るようにするための調整に使うもので、初心者には必須の道具です。KORG AW-LT100Vがおすすめ。

・ミュート

練習時に音を小さくするための道具で、少しの減音ならゴム製のものを、最小にしたければ金属製の重いものを選んで、駒に被せて使います。詳しくはこちら

・アジャスター

チューニングを容易にする為の小物で、どのバイオリンでもE線(一番高音の線)には付いています。これが無いとチューニングに時間が掛かり、練習時間がとても減ります。詳しくはこちら

・メトロノーム

よく音楽室に置いてある、一定のリズムで「カチッ カチッ」と鳴る道具です。練習する時は苦手な部分が遅く、得意な部分が速くなりがちですが、この速さを一定にする為にメトロノームに合わせて練習します。また、1人で練習していても手拍子みたいで賑やかになります。

 

8.バイオリン教室の選び方

最初に言えるのは、右も左もわからない状態で飛び込む(入会する)のは止めるべきという事です。ではどう選べばいいのかについてお答えします。

音楽教室の選び方
  1. 独学でバイオリンを始めて、ひたすら楽しむ。
  2. 独学で物足りなくなったら通える範囲の音楽教室を探す。
  3. 色々な音楽教室の体験レッスンを申し込んで受ける。
  4. 一番合うと思った先生の所に入会する。
音楽教室を選ぶ基準
  1. 先生が自分に合うかどうか
    これが一番大切です。読譜必須!フォームは綺麗に!と基礎にこだわる先生も居ますが、貴方が演奏家を目指すのでなければその指導は正解とは言えません。自分の方針をゴリ押しせず、貴方が忙しくて練習できない時も怒らず、貴方自身が伸ばしたいと思う所を伸ばす手助けをしてくれる先生こそが、最良の先生なのです。

  2. 無理なく通えるかどうか
    どんな良い先生の教室でも、通うのが辛ければ意味がありません。レッスン費用・レッスン時刻・移動時間・移動費用・移動方法のどれも無理のない範囲にしましょう。

  3. やっぱり先生が合わないと思ったら
    先生が複数いる場合は教室の担当者に相談しましょう、別の先生に変えるよう相談に乗ってくれるはずです。筆者は過去に教室を辞めると言いったところ別の先生に替わり、すごく良い先生だったのでバイオリンを10年続けれています。

 

9.楽譜の選び方と買い方

曲を聴いて再現する『 耳コピー 』が苦手な人は楽譜が欲しくなりますよね?そういう人は楽譜を買いましょう。

  1. 好きな曲の曲名や作者等を調べる
    YouTube等で検索して曲名・作者・楽章等が合っているか聴いて確認しましょう。クラシックだと同じ曲名で別作者が違う曲を出していたり、多数の楽章に別れていたりします。

  2. 楽器店で探す
    楽譜コーナーで初心者用の楽譜をまとめた本が色々置いてありますので、お好きなものを選ぶと良いです。本格的なクラシックの楽譜が欲しい時は1曲ごとで背表紙が無い薄い冊子になっています。

  3. ネットで探す
    私も利用していますが、曲を探すのがラクですし、使ってみると良いと思います。

    ヤマハ ぷりんと楽譜
    私が使っている所です。楽器ごとに選べますし、バイオリン譜が無い場合はメロディ譜で代用するのも良いかも知れません。

    @ELISE (アット・エリーゼ)
    楽器ごとに選べますし、バイオリン譜が無い場合はメロディ譜で代用するのも良いかも知れません。

    楽譜ネット
    楽器ごとには別れていませんが、検索ワードに「 バイオリン 」と入れると該当するものが出てきます。

10.大人からでも上手くなる?

tea-time

一概には言えませんし、これを断言できてしまうような胡散臭い話は信用しない事をお勧めします。
次の最も大事な2点が人それぞれ違うので、それ次第としか言いようがありません。

1.どのレベルを目標とするか
2.どれだけ練習できるか

どこまで上手くなるかは「 練習時間数 」次第ですが、社会人の場合は子供や大学生と違って練習時間を多く取れないでしょう。
「 上手くなれるか? 」と聞かれたら「 自分ができる練習量に見合ったレベルになる。 」としか答えれません。

他人に聴かせて「綺麗だな」と思わせるレベルなら相当頑張らないといけませんし、自分で好きに弾いて楽しむだけなら気が向いた時に弾くだけでも十分で、私は後者です。

バイオリンを弾く事が好きになったら「 練習 」ではなく「 趣味 」で何時間も弾いたりするので、ある程度まではすぐ伸びると思います。その後で好きな曲を耳コピーで弾くのに飽きたら、教室を探して行ってみるのも良いかも知れません。

ちなみに「 バイオリン〇ヶ月目 」等とYouTubeに動画をアップしているような方は頑張っている人だと思った方が良いです。なので「 頑張ればこの年数でここまでできる 」という目安にして下さい。

あとがき

バイオリンを独学で始めたいと思う貴方のためになれましたでしょうか?
まだまだ書き始めですが、今のところは以上です。
また加筆していこうと思います。

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