ブロガーやYouTubr・SNSのインフルエンサーとして有名な坂内学（bannai manabu）さんの評判と賛否について、たかだかIQ128ですが、ややマイノリティーの視点から見た坂内さんを解説していきます。
- 現在ある評判・意見
- 各評判等に対する見解
- 坂内学さんに対する見解
- 主な主張に対する見解
で進めていきます。
１．現在ある評判・意見
- 情報商材屋としての批判
- 海外移住を「逃亡」と称する批判
- ＳＮＳ等のインフルエンサーとしての高評価
- ＳＥＯ技術・ブロガーとしての高評価
２．各評判等に対する見解
- 【情報商材屋としての批判】
ある情報商材の約12万円という価格から『情弱搾取』という批判があがっていますが、探せばタダ同然で転がっている情報でも集約するのが面倒な人は高額でも利用すればいい。商売とはそういうものです。
世の中には落ちているマツボックリをメルカリで売ってる人も居ますが、別にそれを詐欺とか搾取とは言わないでしょう？
自分で探す能力のない人を情報のまとまったサイトで引き付けて、「ここから先は有料ですよ」と、上手く商売しているなという印象です。 - 【海外移住を「逃亡」と称する批判】
坂内学さんの理論でいくと実家が最高な訳ですし、物価が安いとはいえ海外で生活するのは合理的とは言えません。
ただ、顔出し名前出しで批判されかねないと自認する活動をしており、彼女を守るという意味の『逃亡』となると海外かつ物価の安い東南アジア圏というのは合理的ともいえます。
とはいえ、実際は『逃亡』ではなく税金対策での移住という面が大きいものと思います。
あと、日本国内への詐欺等を疑う場合、外国からであっても刑法３条「国外犯」に該当し法逃れはできないため、それを理由に移住したといったことは無いでしょう。 - 【ＳＮＳ等のインフルエンサーとしての高評価】
フォロワーが１０万人近く居ますが、そもそも自らの権威付けの為に色々と工夫してフォロワーを獲得し、そのノウハウを有料公開しているとのこと。中には信者のように妄信している人も居るようで影響力はありますね。本人の信頼性の担保には全くなりませんが、商売の為に察しの良くない人達を信じさせるには十分かと思います。 - 【ＳＥＯ技術・ブロガーとしての高評価】
これに関しては私も評価します。ただ、マナブさんが表面的に言っている事が全てではないと理解すべきです。
初心者調べですがNEILPATELを使って検索ボリュームを調べると、「e-life」については検索１位(現２位)といっても、「英語勉強 サイト」という検索ボリューム1300のワードであって、「英語 勉強」という検索ボリューム33100という激戦区ではありません。坂内さんは激戦区で1位を勝ち取る極めて高いスキルを駆使したという訳ではなく、効率のいいワードを探して攻めているようです。
３．坂内学さんに対する見解
【全般】
彼の特筆すべきところはＰＤＣＡと商売のセンスです。最初の何も解らない『失敗』状態から、収益が上がらない原因を究明し、収益を上げるための方法を模索し、幾度となく実行し、飛躍的に改善してきたのは見て取れます。
ただ、彼の本質を一言で表すならプログラマーやブロガーではなく『商売人』です。様々な行動は手段の１つでしかなく、どうすればより多くの収入を得れるかを絶えず考えて動いていますね。中には慈善活動家と勘違いしている人も見受けられますが、別物です。
【収入】
彼の収入に100%の信を置く訳ではないし、この手の業界に関しては完全な素人意見ですが、『競合が多くないが主な検索ワードっぽい印象』のもので検索上位を多く出し、それを実績として売り込んで仕事を得ていたのなら、それなりに稼けたとして不思議はありません。
ブログも全て自分の名前と顔を出して作っている訳ではないでしょうし、権威付けで複数名や組織のように書いたものもあるかも知れません。何年も全力で活動してきたのならサイト数も相当あるでしょうから、アフィリエイトで一般労働者以上に稼ぐ事も不可能ではないでしょう。
そして１２万円の情報商材を短期間で５０件売って６００万円を得る、それをやり切る商売センスはかなりのものです。
４．主な主張に対する見解
アフィリエイト等の収益は基本構造が労働力の単発消費でなく積み上げ型なので、実を結ぶまで時間は掛かるものの、爆発力はあります。
しかし、坂内さんのように稼ぐのは坂内さんの言う方法では無理でしょう。坂内さんが稼げる一番の要素は自身のＰＤＣＡと商売センスによるもので、他人がプログラミングやノウハウを学んだところで、どうなるというものでもありません。
あとがき
金儲けを考えるなら継続しない単発ワードかつ収益性のない坂内さんの記事を書いても価値が無いですが、私は金儲けではなく私の興味のある事をするという感じです。私としては彼の言動はおもしろいので、今後も観察したいなと思います。