釣行記

サメを食してみた

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写真や動画は後日掲載します。

サメの肉(一般部位)

臭い問題

釣った直後に血抜きをし、氷で冷やして翌日解体しましたが、肉にはアンモニア臭は全くありませんでした。

全く冷却できていなかった尾の付近の胴肉は赤身が黒く変色していて少しだけアンモニア臭がしました。その部分の赤身が非常に硬かったですが、部位によるものか痛みによるものかは判りません。

4日後に骨ごとのブツ切りで密封袋に入れて冷蔵庫保存しているものはアンモニア臭がしましたが、肉だけにしたものは全くアンモニア臭がしなかったので、できるだけ早く肉は肉単体にした方が良いようです。

味・食感

生・加熱共に悪く言えば、ほとんどありません。良く言えば味付けの邪魔をしません。食感は非常に柔らかく白身の魚に近いですが、一般の魚のような筋繊維ごとに別れやすいといった事は無いので、火を通しても扱いやすいです。火を通すとパサパサした感じになります。

サメの肉(ヒレ内・ヒレ周囲)

臭い問題

特にありません、すぐに消費してしまったので時間経過によるアンモニア臭はテストできませんでした。
ただ、丸1日以上保冷できていなかった尾びれですらアンモニア臭はありませんでした。

味・食感

フカヒレ制作の為に鮫皮を除去しようと熱湯を掛けたら、ヒレ内の肉はカニに近い味で食感もジューシーでした。
刃物では皮から切り外し辛い部位で、熱で鮫皮を除去するしかないので刺身で食べるのは至難の業だと思います。

サメの肝臓(レバー)

臭い問題

レバーからはアンモニア臭がまったくありませんでした。

味・食感

サメの中で一番味が濃い部位です。味そのものは他の焼き魚のレバーと同じで、サメのレバーの味や食感が気になるなら焼いたサンマの内臓でこげ茶色の一番大きいものと同じと思って頂いて間違いないです。
焼くと油が出てきますので焼いて食べる場合はフライパンに油を引く必要がありません。

サメの精巣(白子)

臭い問題

白子には臭いがまったくありませんでした。

味・食感

味は薄く、不味くはないが表現の仕方が見つかりません。
食感は、加熱すると箸で持てないほど柔らかくなり、噛んでも噛んでるのかどうか解らないほど柔らかいです。天ぷらにしてみたら食感は「中身無し」としか言いようがないレベルです。

サメの胃・腸

臭い問題

特にありません。

味・食感

食感は「こてっちゃん」に代表される牛モツを少し薄く柔らかくしたような感じで、味はどう言ったら良いか解らないけど悪くはない薄味です。コテコテの味付けにして炒めると良いと思います。

サメの軟骨

これはどう食べていいか判りません。生では無理だし某HPによるとダシも取れないそうです。素揚げにしようかと試みましたが内部の水分が小爆発して油が跳ねるので中断しました。

フカヒレ

味はありません、食感を楽しむもののようです。
胸ビレ・背ビレは軟骨入りになってしまいますが、尾ビレはフカヒレ単体で製作できます。冷蔵庫にて乾燥中です。

サメのアンモニア臭の元は?

まだ断定はできていませんが・・・1つめは血、2つめは脊椎の腹側に付いている茶色い肉が犯人ではないかと推定しています。(肉単体で保管した袋は臭い無し・茶色部分入りの袋が強アンモニア臭でした)次に釣った時は部位単体で保管して確認してみようと思います。

 

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