今までにない次世代型のシーアンカー
既存の物とは違いパラシュート部分は究極のシンプル化を実現し、革新的なアイデアで新たな機能を得ました。
そんな次世代の主流となるシーアンカーについて紹介します。
新シーアンカーの形状
袋状になった台形の長辺が開口部になっています。
縫製箇所が少なく平面なので、容易に製作する事ができます。
私が使用しているものは長辺が2mありますが、収納すると500mlのペットボトルに入る程コンパクトになります。
新シーアンカーの動作
上の画像の通りで、ボートのトーイングロープにオモリ側のロープをカラビナで接続して使い、その接続カラビナにウキ側のロープが通るようになっています。
ウキ側ロープにはカラビナより大きいリングが付いていて、パラシュート部分が引っ張られても丁度良い長さでロープが止まるようになっています。
回収はウキ側ロープを引いて行い、パラシュート部分が傾く事で海面へ浮上し、水受け面積も減るので抵抗なく回収する事ができます。
また、ウキ側ロープを少し引いた状態でクリート等に固定すれば、効きを0~100%無段階で調整して使う事も出来ます。
使用状態
利点
- 構成するロープは2本だけで絡みにくい
- 非常にコンパクトに収納できる
- 船上から効きを無段階で0~100%調整できる
- 縫製が少なく、製造や品質管理が容易
- 立体縫製でないので製造が容易
あとがき
ゴムボート・ミニボート用のサイズでは自作が容易ですが、プレジャーボートや漁船用のサイズになると自作は難しいと思います。
もし製造販売したいというメーカーさんがおられたら、コメントください。こちらから改めて問い合わせます。