ゴムボートの艤装の種類
ゴムボートは船体以外に色々と好きな装備品を取り付けて使用できます。初心者の人に解り易いよう、ゴムボートユーザーがどういった物を付けているのかについて紹介します。
艤装
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ドーリー
ボートの移動用タイヤで、主に船尾のトランサムに固定して使います。これがあると車の近くでボートにエンジンや艤装を取付けて水面まで移動できます。これが無いと波打ち際で取付し、道具を何往復も運ばないといけません。 -
魚群探知機
水深やボート周辺に魚が居るかどうか、どの深さに居るかが解ります。ボートに乗るからにはこれが無いと勿体ない。 -
フラッグ・旗立て
周囲の船から視認できるようにする目印、2m以上の高さに掲げる方が良い。フラッグ専用で旗立てを用意するのも良いですが、船体にロッドホルダーを固定すれば、そこに立てておくのもあり。 -
パイプマウント
クーラーBOXや道具箱を船体のチューブ上に置けるようにするパイプ棚。ほとんどの人は塩ビパイプやイレクターパイプを使って自作しています。重装備艇のマストアイテムだが、オールが使えなくなるデメリットも。 -
魚受けトレイ
ゴムボートで大きい魚を釣る人は、魚の硬いヒレが刺さって空気漏れするのを嫌って魚受けトレイを設置する人も居ます。RV-BOXを使う人も居れば、園芸用プランターを使う人も居ます。 -
ロッドホルダー・竿立て
釣竿を使わない時に立てておく為のホルダーです。メインで使う竿の他にナブラ撃ち等でキャスティングロッドを準備して立てておくのに使います。
装備品
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救命胴衣・ライフジャケット
水着かつ泳いで帰れる場合以外の必須アイテムで、これが無いと転覆や沈没したら死にます。 -
フットポンプ
海上でゴムボートの空気を追加したい時に使います。エア漏れ時は当然ですが、陸で組み立てた時は日射や地面の熱でボート内の圧が上がっていても、航行すると海水で冷やされて圧が下がったりもしますので、必ず携行しましょう。 -
アンカー・錨(いかり)
風や潮流でボートが流されるのを防止するアイテムです。手漕ぎは当然ですがエンジン付きでも故障時にこれが無いと遭難してしまいます。錨につなぐロープの長さは最低でも水深の2倍は必要です、買う時は3倍以上の長さで買いましょう。釣れ易いポイントで停泊して魚を寄せて釣る際にも使います。 -
シーアンカー・パラシュートアンカー
風でボートが流されるのを低減させるため、水中にパラシュートを開いて水の抵抗でその場に留まります。錨に比べ投入と回収が容易なので、魚群の上で停止する時などにも使います。
非常時用アイテム
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水汲みちりとり
船内に入った水をかき出す際に使います。バケツの水をこぼしてしまった場合や航行で水しぶきが打ち込んだ場合に活躍します。 -
トイレットペーパー・ビニール袋
海上でもよおした場合に備えて積みましょう。幸い、私はまだ使った事がありませんが、必ず道具箱に入れています。 -
遭難時用アイテム
ホイッスル・発煙筒(車の期限切れ品)・防寒アルミシート・ホッカイロ
あとがき
以上です。まだまだ他にもありますが、細々したものについては後々追記していこうと思います。